お金の無知を知る

お金

 お金の知識はとても大切だと、50歳になる頃に実感しました。

 子供にかかるお金に目処がついた頃、老後資金2000万円問題が世間を騒がせました。住宅ローンは完済し、のんびりできるかなぁと思っていた矢先のことでした。

 夫婦共に正社員で働いていますが、お互いの年金がいくらほどあるのか、今入っている生命保険がどのくらいの資産になっているのか、そもそも生命保険の内容はどのようなものなのか、これらのとても重要なことをほとんど知らずに生きてきました。

 年齢とともにお金の不安が頭をよぎるようになりました。食料品などの買い物をする時も値段を見比べて、少しでも安い物を選ぶ暮らしが続きます。ときどき仕事帰りに立ち寄るコンビニで、新作スイーツを買う、ビールとおつまみを買うことが、とてもぜいなくなことに思えてきました。

 もちろん節約することは大切なことなので、自分に言い訳して無駄遣いをすることは良くないことだと思います。それを承知のうえで、「ちょっとくらい良いじゃないのっ!」という気持ちが心の片隅にふつふつとありました。

 しかしお金の話は現実の話。今は会社員として仕事をしてお給料をもらえるけれど、遠くない将来に定年退職を迎えます。現実逃避はできないことも、十分理解しているつもりでした。

 このような葛藤を抱えていた時、我が家の家計はどうなっているのか?

 毎月の支出は?

 勧められて加入した生命保険は毎月支払っているけど決して安いものではない。

 最近よく耳にするNISAやiDeCoってなんだろう?

 定年後の生活費はどうなるんだろう?

このような疑問がたくさん湧いてきました。

湧き上がる不安のこたえはわかりませんでしたが、一つだけ明確にわかってきたものがありました。

 お金のことを知らなさずぎる💦

このままじゃぁいけない。。。ぼんやりとした不安が現実味を帯びて迫ってくるような感覚でした。

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